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担当スタッフ

STAFF COLUMN スタッフの日常のあれこれを綴ります。

2018年11月12日
深まる秋

日に日に気温が下がり秋が深まっていきます。
山の木々も色づき目に鮮やか。
絶好の行楽シーズンですね。

画像は先日朝練と称して山の方に走りに行った際のものです。
結構冷え込んだので空気が冷たかったのですが、
田畑に日が当たると、もうもうと湯気があがり、
幻想的な風景となりました。

身近なところにも絶景は潜んでいるものですね。
皆さんも秋を見つけに
お出かけしてみてはいかがでしょうか?

日暮れは早いのでお気をつけて!

マーケティング部/寺尾

2018年09月24日
グリップのグリップ力

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、
ここ名古屋では日中は汗ばむような陽気が続いています。
朝夕の寒暖の差が大きく、体調を崩されている方も
見受けられます。皆様もお気を付け下さい。

さて、毎日通勤に使う自転車のグリップがだいぶヘタったので
交換することにしました。
選んだのは前々から気になっていたBIKERIBBON「バブルス」

不規則に配置された円をモチーフにした模様が特長。
考えたのはタイヤのトレッドパターンと同じように
模様のエンボスの彫りが深ければグリップ力も
強いのではないか?ということ。

装着していざ握ってみると確かに滑りにくく、
強いグリップを得る事ができました。
加えてラバーの質感(軟らかすぎず硬すぎず)が絶妙で
素手で握っても掌に食い込むほどではないというところ。
雨で濡れたりオフロードで泥が付いたりしたときには、
さらなる効力を発揮するだろうと想像できます。

デザイン的な形状と機能が両立されているというところは、
自転車と身体の接点としても評価できる点だと思います。
実際に使ってみて製品の設計意図のようなものがわかると
愛着も湧いてきますね。



マーケティング部/寺尾

2018年08月02日
親子ツーリング&キャンプ顛末記(ビワイチの巻)

7月の三連休を利用して「ビワイチ」を決行した。
正確には北湖だけなので「ビワ0.7」くらいか。。。
琵琶湖大橋を起点に反時計回りに一周、前回同様キャンプ泊を含む行程。
相方(子供)はロードバイクというニューウェポンを手に入れ意気揚々、
こちらはいつも通りの荷物満載のよくばりパニアスタイル。
 
事前に調べておいた駐車場”ピエリ守山”についたのが午前8時、
自転車を積んだ車が続々とつめかけ、それぞれ準備にいそしんでいる。
雲一つない快晴、この時点で気温は30度を越えていて、
荷造りをしながら玉の汗がしたたりおちる。
相方よりも自分の体力が気になるが心配をねじふせて、いざ出発!
 
湖岸道路を走り出せば湖面を渡ってくる風を感じて快適。
きらきら光る湖面や流れ込む河川の魚影の濃さ、野鳥の戯れ、
次々に後ろへ過ぎ去る松並木などが美しく目を楽しませてくれる。
ボトルの水を口にする回数も増え、あっという間に空に。
1時間も走らずしてコンビニへ。
 
コンビニには大勢のサイクリストが休憩していて、高速道路のサービスエリアのよう。
大半がロードバイクに大型のサドルバッグを装着していて、1日で琵琶湖一周するとのこと。
我々は大荷物を理由に平均速度25Km/hを目標に走っているが皆さんは次々に前方へ消えていく。
相方もこの亀状態に「スピードアップしよう」といいだす始末。。。

 

昼を過ぎると気温は34度を差し、汗が滝のように流れる。
なんとか長浜にたどりつき”黒壁スクエア”で遅めの昼食をとる。
ラーメンの塩分と氷水のおかわり・エアコンの冷風で生気を取り戻し、
ボトルに氷を入れていただき出発。
 
長浜を走り出してまもなく向かい風が強くなる。
湖面には三角波が立ち様相が一変、波しぶきが飛んでくる。
先頭を交代しながらなんとか尾上漁港に到着。
攣りそうになる脚をごまかしつつ湖岸を離れ木之本へ。
スーパーで晩飯の買い出しのついでにアイスクリームを買う。
冷たさが五臓六腑にしみわたる格別のうまさ!
 
ここからキャンプ場まで約20Km。
トンネルや行程中唯一の峠越えが待っている。
この時点で17時、日が長いのを助けにラストスパートだ。
ビワイチ記の皆さんが難所と書かれている”賤ヶ岳トンネル”、
歩道の幅が70cmほどで大型トラックが通ると
身体ごと車道側に吸い寄せられる。。。
振り返って相方を確認することもできず、ただただ恐怖。
 
恐怖のトンネルを抜けて塩津の集落を進む。
マキノ方面に左折するポイントを見落としたと勘違いして
Uターンしようとした瞬間、後続の相方が衝突転倒。
幸い両者にケガも自転車の故障もなかったものの、
疲れと気のゆるみが原因のアクシデント。気を引き締める。
 
峠越えに使う脚はすでに残っておらず押して登る。
日も陰り涼しい風も吹き始めたのに大汗をかきながらクリア。
そして琵琶湖最北端の景色を堪能しながらの下り道。
なんとか日没までに約90Kmを走り切りキャンプ場へ到着。
 
ここで終わらないのがキャンプツーリングの醍醐味!
日暮れまで釣り糸を垂れるも不発。晩のおかずがひと品減ることに、、、
スーパーで仕入れた食材で晩御飯をつくる。
簡単なメニューでも驚くほどの旨さ!空腹は最高の調味料だ。
コインシャワーで汗を流して早々と就寝。
 


翌日は朝5時に起床。
さすがに疲れが残っていて寝床でモゾモゾしていると、
すでに周りのテントでは活動する音が。。。
コーヒーを沸かして、昨日の釣りのリベンジへ。
アタリはあるものの1匹も釣れず。
ひそかにたくらんでいた”釣って食べる”という
狩猟体験は失敗に終わった。残念無念。
 
暑い一日にそなえ朝カレーをかき込み荷物をまとめて出発。
かなたに竹生島を望み、琵琶湖の北端、海津大崎をまわる。
快晴の天気に加え、底まで透き通る水。
湖水浴客が気持ちよさそうに水浴びをしているのを見ると、
我慢できず水着に着替えてドボン!
最高に気持ちいい水浴びだ。
 
琵琶湖一周はコースの路面に設置された
”ビワイチマーク”をたどりながら進むのだが、
西岸地域は湖岸道路が無いため進路変更が多い。
幹線道路の161号線は夏の観光シーズンで大渋滞、
歩道がない区間もあり走行には気を遣う。
 
幹線道路を外れるとコンビニや自動販売機が少なく水分補給に苦労する。
ボトルケージの水はあっという間にお湯になり身体にかける気にもならない。
なんども歩道の日陰に腰を下ろし休憩した。
 
何件目かわからないほど立ち寄ったコンビニで
疲労困憊していたところ、同じように休憩していた
MTBのライダーの方に励ましの声をかけられた。
こういう時の応援は身に染みる。
水分や食料よりも力が湧いてくるのを実感。
 
最後の10Km程は二人とも口数が減り黙々とペダルを回し、
そしてついに終着点、琵琶湖大橋に到達!
勾配がきついので押しながら登る。
橋のてっぺんの撮影ポイントで先程のMTBライダーと再会!
互いの健闘をたたえあい、撮影しあう。
こんなふれあいが生まれるのもロングツーリングならでは。

 

前回の旅から背が伸びて口数が減った相方とは、
今回もたいした話は出来なかったが、互いの力を出し切って
一つの目標を成しえたことは忘れられない思い出となった。
計画の甘さは反省点だが、無事生還できたことに感謝!
 
マーケティング/寺尾

2018年06月14日
梅雨明けに向けて整備

とうとう梅雨に入ってしまいましたがいかがお過ごしでしょうか?
冬場や天気が優れない時期は愛車の整備がおすすめ。

私は前々から欲しかった「トルクレンチ」をゲット!
いままで感覚でしか締めたことがなかったボルトも正しく締められます。
それだけでも、なんとなくワクワクします。
適性トルクで締めるということは破壊を避けることに加え、
長持ちにつながると聞いたことがあります。

自転車に乗ることはもちろん楽しいですが、
イジっているうちに変化や発見をすることも魅力の一つですね!

皆様も来たるべき梅雨明けにむけて自転車や用品の
メンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?



マーケティング部/寺尾

2018年04月23日
自転車のタイヤにもあります!

汗ばむような陽気もあれば、フリースが欲しくなる夜もあり、
寒暖が激しく体調を崩しやすい季節です。
皆様におかれましては、くれぐれもご自愛ください。

さて、車のタイヤには必ずある「スリップサイン」。
タイヤの摩耗限度を示すライン(凸)のことですが、
自転車のタイヤにもあるのをご存知でしたか?

画像はツーリングタイヤ「マラソン」で約6000kmを走行したもの。
まだまだ溝は残っており、安全に走行できそうです。
軽装での通勤に使用しているので摩耗が少ないと思いますが、
重量が大きかったり、上り下りが多かったりすると、
摩耗の速度も変化します。

自転車に乗る機会が増える春、安全のために
皆さんも一度タイヤの溝を気にしてみてはいかがでしょうか?

※すべてのタイヤにスリップサインがあるとはかぎりません。

マーケティング部/寺尾

2018年02月26日
季節外れの

3月を目前にひかえ急激に暖かくなってきましたね。
週末名古屋で行われるサイクルイベントに行こうと思っていましたが、
家族からインフルエンザをもらってしまいました。

インフルエンザにかかるのは10年ぶりくらいですが、
検査薬のシステムが進化していて驚きました。
検体を採取しキットに滴下して、その間わずか4~5分間。。。
あっという間にA型・B型が判明します。

また、治療も粉状の薬を処方され、口から吸い込んでおしまい。
処方は一度きりで肺から吸収されるのだそうです。
昔は注射を打たれたり、毎食後の薬の多さに閉口した記憶があるのですが、
やたら簡単になっていてこれまた驚き。

感心しながら家に帰りましたが、それからきっちり熱が出て、
しんどさは今も昔も変わらないなと感じながら、
熱が下がるのを待ちました。

まだまだ流行中のインフルエンザ。
皆さんも十分にご注意ください。



マーケティング部/寺尾

2017年12月21日
見えないところも

寒さが厳しくなってまいりましたが、
皆様、風邪などひいていませんか?

先日、ショップさんの走行会に参加した時のこと、
自転車を見ながらスタッフの方と話しているとき、
ホイールにガタがあるのを発見していただきました。

さっそくハブを開けて真っ黒のグリスを拭ってみると
片側の玉押しにキズがありました。
左右のベアリング玉を比べてみると光り具合に違いがあり、
ガタがある状態で走行した痕跡とのこと。
日頃のノーメンテナンスぶりを露呈してしまいました。

年末にむかって大掃除や整理など様々な行事がありますが、
細かいところも見落とさないように進めようと思います。



マーケティング部 / 寺尾

2017年10月23日
台風一過

長い雨が続き、なかなか自転車に乗れず、
ストレスがたまっているユーザー様も多いことと思います。
極めつけは季節外れの台風の到来。。。
皆様の周辺は被害などはなかったでしょうか?

さて、台風一過の今日、抜けるような晴天のなか、
早めに出社したら歩道が大変なことに!
枝が折れそうなほどたっぷり実がついていた、
街路樹の銀杏が昨夜の風で一気に路上へ。。。

通行人が踏まないうちに掃除をしましたが、
銀杏の実や葉には油分が含まれているので、
「踏むと滑る」と聞いたことがあります。
自転車だけでなく徒歩でも
気をつけたほうがよさそうです。

紅葉、食欲、サイクリング、芸術、読書、、、
いろいろな秋を楽しみましょう!



マーケティング部/寺尾

2017年08月24日
夏の夜の珍客

八月も後半に入ったにもかかわらず暑い日が続きますね。
夏バテなど体調を崩されておられませんか?

「熱中症」という言葉がないころは暑さにも耐えられたように思いますが、
最近はついついエアコンに頼ってしまいます。

お盆休み中は日中の暑さを避けてもっぱら夜行性となっており、
涼みがてら自転車で家の近所を走ったりしていました。

その途中で遭遇したのが「ハクビシン」!
完全な住宅街のこの地域で見るのは初めて。
涼をとっているのかペタリと路面に腹をつけて、
近寄っても逃げません。

家屋に浸入して害獣と言われたりもしますが、
よく見るとかわいげのある顔をしています笑。
「車に轢かれるなよ」と言い残してその場を離れました。

なんとも不思議な体験でした。




マーケティング部/寺尾

2017年06月15日
親子ツーリング&キャンプ顛末記

このゴールデンウィークに、かねてより子供と約束していた自転車ツーリング&キャンプを決行した。
めざすは知多半島(一周)!セントレア空港のある常滑のキャンプ場に2泊しての行程だ。

テント、寝袋、着替えをはじめ自炊のための鍋釜までを準備し、
2台の自転車に分けるつもりが、案の定ほとんどを自分の方に積むことに。。。
過積載気味で自転車と身体の両方が悲鳴をあげながら出発。
子供の走りは実に心許なく、スピードが出ないからよいものの、
車道に飛び出したり赤信号に突っ込んでいったりと一瞬も気が抜けない。
止まれー!と叫んだり、辺りに注意をしながら走るので、神経が疲れる。
道中は休憩を多めにとり、なんとか無事海に出る。
視界がひらけた瞬間は二人で感動!


ここまでくれば、本日の目的地はすぐそこと思っていたが、
なんとキャンプ場は延々と坂を登った山の上。これは誤算。
最後の力をふりしぼり、疲労がたまった身体と自転車を押し上げる。
ふと見ると子供は巻島先輩ばりのわざとらしいメトロノームダンシング。
ふざけているとしか思えないが、疲れ切って立ち止まられるよりマシだ。
テントを張り、闇の中で肉を焼くが、疲れと空腹であじわう間もなく完食。
寝るまでの間、二人でいろいろ語り合うものだと思っていたが瞬時に熟睡。
こうして、ひとつテントの中で子供の寝息を聞くのも、
今のうちだけなのかなと考えつつ自分も眠りに落ちる。


夜は意外と冷え込み、何度か目が覚めたが、夜明けと共に起床。
重いのを承知で持ってきたホットサンドメーカーでパンを焼く。
やはり、明るいところで食べる食事はおいしい。
しっかり腹ごしらえして出発!知多半島を海沿いに時計回りに走る。
曲がる所を間違え、山沿いのアップダウンのルートを走ることに。
ヒィヒィ言いながら走っていると、すれちがったロードバイク乗りの人から
「がんばれ!」と声をかけられる。
いっぱしのサイクリストとして認められたような気になり大いに士気が上がる。
親子二人して調子にノリやすい性格なのだ。苦笑。
知多半島の先端、師崎港に自転車を停めて高速船で日間賀島へ渡り、
昼食に海の幸を堪能し、つかの間の観光気分を満喫!
第2の目的だった釣りもやってみたが、こちらは見事に釣果なし。

ソフトクリームで気をとりなおして、半島の西側を北上する。
日も暮れた頃、常滑の街にたどり着き、街の食堂で夕食。
ふと見ると子供は箸を持ったままフネをこいでいる。
さすがに1日で80Kmはキツかったか。
これからテントまでヒルクライムが残っているのにマズい。
案の定、走っていてもフラフラしており、居眠運転気味。
眠らないように、歌をうたいながら背中を押して登る。
傍から見ればあきらかにおかしい光景だが、
恥ずかしいなどと言ってはいられない。
疲れ果ててテントにもぐり込み、二人して泥のように眠る。



夢も見ず熟睡して寝坊。簡単な朝食を採り、テントの撤収。
自炊の際にでたゴミの分荷物が増え、荷造りに手間取る。
今回のお供ORTLIEBのパニアは荷物を詰めてしまえば引っかけるだけ!
到着、出発の度に繰り返される、荷造り・積載の試行錯誤から解放されるのは、
時間的にも労力的にも大きなメリットだということを実感した。


帰路は往路のトレースのためか、とてもスムーズ。
そこで、うまい昼食にありつくため、あえてルートを外れて街道沿いを走ることに。
空腹も限界に達したころ、手頃そうなラーメン店を発見し、勇んで店内へ。
しかし出てきたラーメンは子供にはスパイシーすぎて残念な結果に。。。
期待していただけにヘソをまげた子供をなだめながらペダルを回す。
思いのほか早くゴール出来そうだったため、銭湯に寄ることに。
二人で湯上がりの牛乳を飲みながら、旅の終わりの感傷にひたる。
そして、3日ぶりの自宅のテーブルには、カレーライスが待っていた。


「一緒に行くなら小学校のうち」と聞いて計画した行程200kmの自転車旅行。
普段はできない話をたくさん話そう思ったけれど、その場のことでいっぱいいっぱい。
見当違いや失敗もたくさんあったが、そこは旅の醍醐味!
天気が崩れることもなく、無事に帰ってこられたことに、まずは感謝せねばなるまい。
さいごに、子供に楽しかったかを聞いてみたところ、目をキラキラさせ、
「もちろん!旅行記を書くよ!今度は琵琶湖一周だ!」などと宣っていたが、
その後1ヶ月経った今も書きはじめる気配はない笑。

マーケティング / 寺尾