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STAFF COLUMN スタッフの日常のあれこれを綴ります。

2017年10月05日
自転車の国際展示会

こんにちは。

アメリカのラスベガスで悲しい事件が起きました。
観光で訪れる人も多い都市ですので、私自身も強い衝撃を受けています。

さて、事件のちょうど前週、そのラスベガスではインターバイク2017が開催されていました。
ヨーロッパにおけるユーロバイクと並ぶ大きな見本市イベントです。
業界の方では毎年訪れている方も多いのではないでしょうか。

ヨーロッパ各地でも国内向けの自転車ショーは多く開催されていますが、
国際的なものであればユーロバイク・インターバイクに加え、
台湾・中国で開催されるもの、またアメリカでのシーオッタークラシックが挙げられます。

この中でも、2018年には台北で開催されるショーは時期が春から秋へ変わり、
ユーロバイクショーは開催時期が少し早まります。
インターバイクは開催地がラスベガスからリノという都市へ変わるようです。
時代の変化に伴って業界の様子も少しずつ変わりゆくのかもしれません。

そのような時代においても変わらぬ本質の良さを求め、これからも良い商品を、
魅力を余すところなくお伝えしていけるよう努力したいと思います。

 

貿易部/川原

2017年08月03日
政治家と自転車

こんにちは。

内閣改造というニュースが話題になっています。
自民党に関しては、昨年サイクリング中に大けがをした谷垣さんも秋頃の復帰を目指しているようです。

政治家と自転車については、少し前のアメリカ・ブッシュ大統領もサイクリング好きだったらしく、
当時の小泉首相が訪米時に折り畳み自転車を贈呈した、なんてこともあったようです。
現在のトランプ大統領も、実業家としてロードレース大会の後援もしていました。
今月末に開催されるユーロバイクにも、過去にドイツのメルケル首相が訪れています。

環境問題や都市部での渋滞緩和など、社会問題に対して自転車ができることのポテンシャルは十分に認められています。
各国政界のキープレイヤーがこのように関わる事で、自転車業界だけにとどまらない
、新しい取り組みや発見が生まれて来るはずです。期待したいものです。

貿易部/川原

2017年05月29日
マウンテンバイクのゲーム

こんにちは。

ドイツ製品をはじめとしたヨーロッパの豊かなライフスタイルをご紹介するのが私共の役目ですが、
今回はこのようなパソコン用ゲームを見つけてきました。

https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=922540566

このドイツ発のゲームは、広大な自然、山々をマウンテンバイクで颯爽と駆け抜ける、
ヨーロッパでのダウンヒルを再現したものになっています。
リンク先でデモ動画を見る事が出来ます。日本にはない雰囲気ですね。
サッカーやバスケのゲームのように・・・、とはいかないでしょうが、
スポーツ競技としてのマウンテンバイクを知るきっかけが増えれば良い事ですね。

梅雨の雨や暑い夏の日、サイクリングが億劫になる人もいるかも知れません。
ズウィフトやVRを利用したサービスも目にするようになってきましたので、
自転車の楽しみ方がまた横に広がっていけば良いなと思います。

 

 貿易部/川原

2017年03月30日
自転車にできること

こんにちは。

名古屋では日中は少しずつ暖かさを感じるようになってきました。他の地域ではいかがでしょうか。
さて、先日あった我孫子での事件ですが、非常に痛ましい気持ちになります。

近年は通学路で不審者が目撃されることが多くなっています。
一方で、保護者も働きに出ているケースが以前よりも格段に多くなっているだろうということと、
学校の先生が非常に忙しいと指摘されてきていることから、
具体的な対策が全国的に浸透するのも容易ではないのかなと考えてしまいます。

ある名古屋の大学の運動部の取り組みとして、ウォーミングアップのジョギングを学校周辺で行うことで、
「地域の目」として防犯に一役買っているそうです。
これは即興で捻り出したアイデアではありますが、通学路に沿って自転車用、ジョギング用、ウォーキング用の
道路があれば、子供を守る「地域の目」として防犯用のコミュニティを形成することができるのではないでしょうか。

このようなアイデア考えてしまうほど、実に嘆かわしい、不条理な事件だと感じました。
自転車を、また企業活動を通じて、より良く社会に貢献できるアイデアがないものか、
今後も考えてみたいと思います。

 貿易部 / 川原

2017年01月30日
地下駐輪場

こんにちは。

自動車と違って、駐輪しやすいのが自転車の良い所ですよね。
ちょっとそこまで出かけて、きちんとカギをかけて、用事を済ます。
ところが、あまりにも台数が多いと迷惑になってしまいますし、そうすると駐輪場所に困ってしまいます。

そこでこちらの地下駐輪場です。

地下にこれだけの台数の自転車が停められるようです。更にわずか数秒で取り出すことが出来るとのこと。
東京にある駐輪場ですが、海外の人にしてみれば、実に驚きでしょうね。

今後は各地に施設数も増えていくでしょうから、楽しみですね。

 

貿易部 / 川原

2016年11月24日
夜道

こんにちは。

もう11月も終盤で、夕方5時頃には外は真っ暗になっています。。
最近は車のライトをハイビームにする働きかけや、
自動で点灯する技術を取り入れるなど、
交通事故に対する取り組みを良く耳にします。
歩行者・自転車側も帰りの夜道には十分気を付けたいですね。

さて、弊社取扱いの商品にも高性能のライトや、
反射材の使用を特長にしたものがいくつかあります。
実はそれ以外にも、ちょっとした部分がリフレクト素材になっている商品もあります。
タイヤの円周状の部分、サドルバッグ、ハンドルバーのエンドプラグ、カギ、などなど。
忘れがちですがウェアやバックパックにもリフレクト素材が使われています。
このあたりはヨーロッパのメーカーの特徴とも言えるでしょうか。

ご自身で賢く活用して頂くのも良し、通勤・通学のご家族・ご友人に紹介するのも良し。
私共も積極的に使い方を発信して参ります。

 

貿易部 / 川原

2016年09月26日
ガラパゴス

こんにちは。

「ガラパゴス化」という言葉は良く聞かれるようになりましたが、
日本の自転車業界でも「ガラパゴス化」を感じる方も少なくないのではないでしょうか。

特に最新のトピックでは、ヨーロッパ市場でのE-BIKE市場の高まりが挙げられます。
こちらのユーロバイク2016のレポートでもありますが、ここにはヨーロッパ市場と日本市場の大きな違いが見て取れます。
http://g-style.ne.jp/news.php?id=225 
完成車だけでなく、バッテリーを収納するよう設計されたラック、重量・スピードに対応するためのタイヤ、
豊富な電力を活用するライト等、アクセサリー類もE-BIKE市場向け製品が多く発表されました。

一方日本では、違いがあるとは言っても、シティサイクルタイプの電動アシスト車は市場に浸透し続けているようです。
スポーツタイプの電動アシスト車も、初年度1000台という目標を達成したという記事もありました。
電動アシスト車と欧米のE-BIKE、コンセプトに多少の違いはあれど、
新しい技術が市場をリードすることは望ましいことに変わりはありません。
むしろ、欧米のトレンドに刺激を受けて、
海外からも注目される日本独自の「進化」を遂げることが出来るかどうか、非常に興味深いと思います。

(写真はガラパゴス諸島で独自の進化を遂げたイグアナです)

貿易部 / 川原

2016年07月21日
イクメンのための自転車

こんにちは。

参議院選挙・都知事選と選挙が続いていますが、待機児童問題への関心が高まっているように思います。
国・政治家だけでなく、地域社会や企業も巻き込んだ解決策が期待されます。

さて、「イクメン」という言葉が定着したように、男性の育児への関わり方も時代と共に変って行くようです。
最近では「パパチャリ」なる言葉も目にするようになりました。
もっとも、海外では子供乗せ自転車はメーカーも豊富で、カーゴバイク等も含めて本当に色々な種類があります。
今後は電動アシスト機能も更に進化することでしょうから、ますますアイデアが広がります。
海外のショーでも面白いアイテムがあることを期待します。

貿易部 / 川原

2016年05月19日
バイク・バットマン イン シアトル

こんにちは。

政府が音頭をとって「一億総活躍社会」を目指しています。
問題の解決には政府のみならず、地域社会・コミュニティーとの連携を向上させることが重要と考える人達も多いようです。

http://www.theguardian.com/us-news/2016/mar/15/bike-batman-seattle-theft-vigilante-anonymous 

こちらの記事では、アメリカ・シアトルの自転車盗難に立ち向かうコミュニティーと「バットマン」を取り上げています。
「バイク・バットマン」と呼ばれる一般の男性はエンジニアの仕事のかたわら、
これまでに22台の盗難にあった自転車を取り戻したそうです。
コミュニティサイトで売りに出されている自転車が盗難届の出ているものだと分かり、素性を隠して犯人にコンタクト、
直接詰め寄って返却を迫るなどしてきたようです。

専門家も「自転車盗難の解決は警察の力だけでなく、
社会・コミュニティの協力で解決出来る」とコメントをしています。
また、「バイク・バットマン」本人も正義感からこの行動を起こしている訳ではなく、
シアトルという街をサイクリストにとって良い地域にしたい、という思いから動いているとのことでした。

「バイク・バットマン」だけでなく、最近では社会ビジネスという枠組みで社会問題に取り組む企業も多いと聞きます。
個人のアイデアから地域社会・更に企業を巻き込む仕組みを作ることが出来れば、
自転車の環境を取り巻く問題にも新しい視点から取り組むことが出来るのではないでしょうか。

貿易部/川原

2016年03月17日
Milan pays bike commuter?

こんにちは。

アメリカ大統領選の予備選挙が着々と進行していますね。
民主党・共和党ともに大勢が決まりかけているようにも見えますが、今後も注目です。

さて、政治家といえば、イタリア・ミラノの地方議員が自転車通勤にまつわる
面白い法案を提案しているようです。
何でも、ミラノ市内での自転車通勤者に手当を発行する、というもの。
ミラノは欧州で最も大気汚染がひどい街だと言われているようで、
その対策として、自家用車での通勤者を減らしたいようです。

手当の額は明かされていませんが、走行距離に応じて金額が支払われるという構想。
スマートフォンのアプリで走行距離を計る仕組みだということです。

環境汚染の軽減・渋滞緩和という観点から、欧州では行政主導の取り組みが多いみたいですね。
今後も面白いニュースをこの場でご紹介出来ればと思います。

 

貿易部 / 川原