2013年09月27日
ブランドニュース
9月24日・25日に東京・青山にて「2014年サイクル用品新作展示会」を開催し、
商品をお取り扱いいただく多くのショップ様にご来場いただきました。
お越しいただいた方々にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
さて、各メーカーが翌年に発売する新商品は、毎年8月にドイツで行われる
EUROBIKE SHOWで発表されますが、その情報をいち早く日本国内のショップ様に
お伝えするのがこの展示会の目的です。
EUROBIKE AWARDを受賞した商品をはじめ、
各ブランドがそれぞれの持ち味を生かした、魅力あふれる製品が多く、
展示方法にもこだわって工夫を凝らしています。
ご来場された方々は、気になる新製品を手にとられて質感を確かめたり、
スペック等をご質問されたりと、ほとばしるような熱気を感じ、
ご案内する私たちも説明に力がこもりました。
なお一般のユーザーの皆様には11月2日(土)から幕張メッセで行われる
「CYCLE MODE International 2013」にて、新製品の数々をお披露目する予定です。
皆様にご紹介できるのを心待ちにしておりますので、
会場にお越しの際は、ぜひ弊社ブースにもお越しください。
2013年09月09日
ブランドニュース
セールス&マーケティングのフィリップです。先週ドイツで開催されたEurobikeに行ってきましたのでご報告いたします。
実は私は2年前にも一般来場者としてEurobikeに行った事がありますが、今回は業界関係者としてこの展示会に行く事を大変楽しみにしていました。今回の目的は、取引先の新商品の情報収集とミーティングに参加するためです。
会場に入ると、想像していた通り来場者がとても多かったです。今回で22回目の開催になるEurobikeは、毎年ドイツ南部のフリードリヒスハーフェン(105,000平方メートル)で開催される世界最大の自転車展示会です。出展社は1280社(前年比2%増)、出店国は54か国(前年比10%増)と着実に大きくなってきました。業界関係の来場者は45,200人(前年比3%増)となり、111か国の関係者が訪れた事になります。
今年は初めてドイツの女性連邦首相メルケル氏が、次のように開会の辞を行いました。交通モビリティコンセプト(都市部における移動手段の骨子)は政治的な重要性も含んでいます。ドイツでは年間400万台の自転車が販売され、売上的には10億ユーロに達します(2012年)。その影響で観光分野も含め自転車業界の就業者が増えていますが、実際のモビリティ率(実質稼働率)を見ると10パーセントとなっています。このような動きはヨーロッパの都市だけでなくロンドン・パリをはじめニューヨークや東京でも見られ、駐輪場や自転車専用道路の設置が行われています。メルケル首相も学生時代に自転車で通学していた事にも触れ、3-5キロの距離なら車ではなく自転車を選ぶほうが現実的だと強調しました。また、自転車のほうが早く目的地に到着できる事や健康増進にも寄与する事が明確ですし、自由で自然に触れられるのも特筆すべき点です。そのような背景のもとEurobikeが2つのドイツで重要な展示会Cebit(ITの展示会)や自動車ショーと同じレベルに達した事を表明しました。余談として、”自転車は独創力にも有効で、アインシュタインは相対性理論を自転車に乗っているとき時に発見したそうです”とのことでした。
さて、自転車は車と同じ道路を走るので、お互い譲り合いの精神が必要になりますが、自転車先進国のドイツではその事が徹底されており、自転車が関係した交通事故が年々減少しています。Eurobikeにおいても「安全性」をテーマにしたブースや製品の紹介が多かったように感じました。その一例としてOrtliebのHigh VisibilityシリーズがEurobike賞(ゴールド)を受賞した事は、安全への関心の高さを表しており、このことはどの国においても重要なことではないでしょうか。
また、ヨーロッパのトレンドとしてMTBがとても盛り上がっていると感じました。これまでのスタンダードなフレーム形状ではなく、それぞれが面白い形状のものが数多く展示されており、来場者の関心を集めていました。来年は27.5インチタイヤが大きなムーブメントになって世界に伝播するといわれていますが、車体メーカーの製品群を見て、その意気込みを感じました。
私自身は普段ロードレーサーに乗っているので、その分野に関する展示を興味深く観覧しました。なかでもMTBで普及しているディスクブレーキがロードバイクにも搭載されるというトレンドを実際にこの目で確認できたのは、大きな驚きとともに大きな収穫です。そのほか、プロ選手がレースに使用していた競技用自転車を見たり、その車体に触れたりできてとても刺激になりました。そして、個人的なハイライトはSCHWALBE ONEタイヤを装着して活躍する、RadioShack Leopard TREKのJens Voigt選手と言葉を交わすことができ、一緒に写真を撮れたことです。
開催期間中は、忙しかったですがとても充実した時間を過ごすことができました。
日本の皆様に、取扱いブランドの新製品を通してヨーロッパのテイストをお伝えできればと思います。
2013年09月09日
ブランドニュース
皆さまこんにちは。セールス&マーケティングのタンヤです。
私は8月末より弊社のスタッフ3人で、ドイツのフリードリッヒスハーフェンで行われたEUROBIKE2013へ行ってきました。
EUROBIKEはINTERBIKEと並んで世界最大自転車展示会の一つで、沢山の自転車愛好家に支持され、1991年以来毎年8月に開催しています。
今年は54国から1280社が出展し、111の国から45,200人が来場しました。
私たちが参加したのは会期5日間のうち3日間で、ホテルから会場までは毎日シャトルバスでの移動となります。
その時間帯は渋滞も多くスムーズには向かえませんが、それを避けるように自転車で会場に向かう方が沢山いたのにびっくり!
また、会場付近はホテルが少なく予約を取るのも大変なので、付近でキャンプをしている方も沢山いらっしゃいました。
展示会でキャンプ…日本ではあまり考えられませんね…。
さてさて会場はというと、さすがは世界の自転車ショー。
私が今まで見たこともない自転車やアイテムが沢山で、スポーツだけでなくファッションやライフスタイルとしての位置付けを改めて実感。
圧倒的な迫力のある雰囲気に見とれてしまいそうになりましたが、
各ブランドとのミーティング予定も沢山入っていたので、ビジネスに切り替えて会場を回りました 。
期間中は本当にタイトなスケージュルで、各ブランドの新作情報収集から始まり、それに至った開発コンセプト、
どのような方に使っていただきたいのか、今後どのような展開を考えているのか、ヨーロッパにおけるトレンドは何なのか…など
限られた時間で、引き出す要素は盛り沢山…。要点を絞って15社とのミーティングを行いました。
すべてにおいて曖昧にすると日本の皆様に正しくご紹介できないので、本当に気が引き締まります…。
ミーティングが終わるとサプライヤーとの食事会。皆さん本当に楽しい方が多くて話しも盛り上がり、
アットホームな雰囲気の食事会となりました。
自転車を通じた人との繋がり…。忙しい日程でしたが、こういったことを考えるとやはり仕事は楽しいですね。
今回は残念ながらレンタサイクルや短距離ツァーなど、自転車を体感するイベントには参加できませんでしたが、
私が知らなかった自転車の世界を沢山見れたことは本当に良い経験となりました。
ヨーロッパにおいてもエコやヘルシーブームの関係で、人々の関心が自動車から自転車に移り変わっているようです。
E-BIKEはとくに各ブースでもインパクトが強く、将来的に日本でも広がるのかなぁと、考えさせられる場面もありました。
また他には、フィトネスのために使える自転車や、自転車をファッションアクセサリーと捉えたアイテムなど
様々な素晴らしいアイテムがありました。
私にとってEUROBIKEは冒険のようで、たくさん学ぶことがありました。
自転車をもっと知って、楽しんで、皆さんに素晴らしいアイテムをご紹介していきたいと思います。
2013年08月08日
ブランドニュース
Snapit-Systemが詳しく分かる動画です。ぜひご覧ください。
2013年07月05日
ブランドニュース
7月初旬、GORE BIKE WEAR®を販売していただくショップ様をお招きして
「GORE BIKE WEAR®2014年春夏コレクション」を行いました。
今年の春から国内販売をスタートしたGORE BIKE WEAR®は、お陰様で認知も広がり、
その固有の機能性やデザイン性を支持されつつあります。
本国ドイツや欧米市場では、その人気は確かなもので、
日本においてもいつかそうなって欲しい…と願いを込めて、私たちはショップ様へお伝えしました!
2014年春夏モデルも特長のある展開となっており、
来場された皆様は、実際に羽織って感触を確かめたり、細部まで注意深く見入ったり、
商品を説明する私たちにとっても、手ごたえを感じる有意義な内見会となりました!
皆様へのお披露目は、11月2日(土)から幕張メッセで行われる「CYCLE MODE International 2013」を予定しておりますので
是非会場にお越しいただき、その固有の機能性・デザイン性をお確かめください!
私たちも皆様にお会いできることを楽しみにしております!
2013年06月18日
ブランドニュース
シュワルベが掲げる次世代MTBタイヤカテゴリーである【「SUPERGRAVITY/スーパーグラヴィティ」】は、
競技用ダウンヒルタイヤに求められる基本性能はそのままに、軽さを追求したシリーズです。
これまでこの技術を採用したタイヤはHANS DANPFのみでしたが、さらに技術を進化させて、
「HANS DANPF」、「DIRTY DAN」、そして新たに「MAGIC MARY」、「ROCK RAZOR」を加えた4モデルで構成。
これは近年の高速化・テクニカル化しているダウンヒルシーンの要求に応えることと、
近年ヨーロッパで盛り上がりを見せるエンデューロ競技を視野に入れての製品開発です。
このシリーズを開発するにあたって、「MS-Mondraker」、「SCOTT11」、「DEVINCI」などの世界に名だたるチームや
「Danny Hart」、「Emmeline Ragot」、「Stevie Smith」、「Sam Hill」といった世界のトップライダーの意見を集約。
そのなかでも、2012年ノルウェーのハーフィエルで行われたダウンヒルワールドカップ最終戦でMAGIC MARYを使用して
優勝をおさめたStevie Smithは「明確にハンドリングレスポンスが向上している」と語っています。
すでにワールドクラスのライダーやバイクメーカーに、これらのタイヤを提供しており、
ダウンヒル世界選手権・エンデューロワールドシリーズの首位チームの多くは、このタイヤで好成績を出しつつあります。
技術的な特徴は、トレッド6層・サイド4層であった従来のダブルカーカス構造を、
トレッド2層・サイド4層とスリム化したにもかかわらず、強靱な耐カット性能とタイヤサイドの剛性を維持し、
前後輪で700グラム(!)もの軽量化を実現したことにあります。
それを可能にしたのが、タイヤサイドの補強材であった”SNAKESKIN”層をトレッド面までタイヤ全周をくるむように
配置した”TURN-UP METHOD”と呼ばれる製法。
これはオートバイタイヤの技術をMTBタイヤに応用することで考え出されたもので、現在特許申請中。
二輪車専門のタイヤメーカーであるシュワルベならではの技術革新と言えます。
シュワルベのタイヤ開発者によれば、「タイヤサイドは非常に強靭だがトレッド面はしなやか。
これはあらゆる路面状況にダイナミックに順応する、MTBタイヤの新しいカテゴリーを創出した。」とのこと。
このシリーズの日本での販売は来季からを予定しておりますが、今後も進化するタイヤの開発の動向や
マウンテンバイクシーンから、ますます目が離せませんね!
2013年06月03日
ブランドニュース
皆様こんにちは。貿易部のタンヤです。私は5月にドイツのミュンヘンで行われた
『GORE BIKE WEAR®』と『evoc』のセールスミーティングに参加してきました。
目的は、半期の結果報告と日本の市場を伝えること。また来期の商品ラインナップの説明を受けることにあります。
ドイツは私の故郷で、久々の文化に触れたことで、時折懐かしさに浸りましたがそこはお仕事…。
気持ちを切り替えて、まずは重要なミッションをやりとげることに専念しました!
GORE BIKE WEAR®のミーティングでは、いつもメールや電話で連絡を取り合っている担当者と久々の再開をし、
全体の結果報告や、時に個別の商談で日本固有の状況をお伝えしました。
GORE®の方々は、私たちパートナーを家族のように想っており、日本の報告をしっかり聞きこんで理解していた様子です。
この姿勢には感激で、高いサイクル・パッションを感じると同時に、
さらなる交流や情報交換で繋がりもっと深くなるのではと期待を感じました。
ミーティングの結果から、私は今後のためのスムーズなコラボレーション基盤ができたのではないかと感じています。
来期の商品特徴もしっかり把握しましたので、皆様にわかりやすくご紹介できるよういたしますね。
どうぞ、今後のGORE BIKE WEAR®にもご期待ください!
次に『evoc』のミーティングに参加しました。
まずは、日本のユーザー様からご要望いただいた事案を報告し相談するところからスタートです。
こういったミッションは、先方と向き合わないと分かり合えないことが多いため、細かく丁寧にお伝えすることに専念しました。
結果、たくさんの情報交換ができ有意義なミーティングとなりました!
新作紹介では、開発中の商品を拝見し、創造的で機能的な商品を目にし『これは良い!!』と感覚的に反応!
日本のスタッフにもメールで報告したところ、社内でも話題になっていたようです!
今すぐお披露目はできませんが、正式発表となったらご紹介させていただきますので、楽しみにしていてくださいね!
これにてサプライヤーとのミーティングが終了となりましたが、この後ラッキーな出来事に遭遇。
「EGO-KIT」という自転車に付けるモーターを開発されているEGO社の社長とご挨拶する機会がありました。
折角なので「EGO-KIT」を体験させていただける とのことで、ミュンヘン市のイザール川沿いを走ることとなりました。
モーター付の自転車に乗るのは初めてで、最初は不安でしたが
5分くらい走ると慣れてきて、楽しくて、このまま自転車を返したくないような、そんな気持ちになりました!
約1週間のドイツ滞在でしたが、様々な方とお話したこと、また体験したことで、
ドイツのサイクル文化を心と身体で感じることができました。
また、実家にも帰って家族や友人と会えたので、気分もリフレッシュしましたよ!
今回の経験から得たサプライヤーとの関係を継続して、
さらに皆様の期待に応えらるより良い活動をしていきたいと思います。
Mission accomplished! Talk to you again soon~
貿易部 / タンヤ
2013年05月24日
ブランドニュース
弊社の主要ブランドSCHWALBEのタイヤやチューブを陳列するための専用什器を、順次店舗様へ設置を進めています。
”SHOP in SHOP”という考え方のもとに作られたこの什器は優れた点が多く、なんといっても
整理された陳列でお客様が商品を"わかりやすく""選びやすく"なることが最大のポイントです。
現在、取り扱っているの什器は3種類。
高さも幅も大きく充実装備の「プレミアム ショップ」(幅375cm×高さ268cm)
標準的な大きさの「ベーシック ショップ」(幅125cm×高さ238cm)
コンパクトな「メッツォ ショップ」(幅125cm×高さ160cm)
什器を設置するとSCHWALBEのブランドカラーでもある青色が堂々と見え、
商品を陳列していくと、タイヤの艶のある黒色が周りの雰囲気を引き締めます。
什器や商品パッケージが放つブランドの世界観も魅力の一つとなっており、
売り場の雰囲気がガラッと変わるのでお店の方にも驚かれることも多いんですよ!
サイクルタイヤ専門メーカーだからこその、ROADから小径車・MTBに至るまで、
特徴のあるスペックで幅広いラインナップを取り揃えています。
お店で青いSCHWALBE什器を見た際は、ぜひ商品を手に取ってみてくださいね!
2013年05月21日
ブランドニュース
レッド・ドット・デザイン賞は、ドイツ、エッセンのノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催する、
国際的なプロダクトデザイン賞で、プロダクトデザイン、デザインエージェンシー、デザインコンセプトのジャンルから成り立ちます。
今年は54カ国、1,865のメーカーやデザイナーによる、4,662の優れた商品の中から、evocのカメラバッグ「CP26」が
「プロダクトデザイン2013」の部門で受賞しました!
審査員からは、その高いクオリティと洗練されたデザイン、そして様々なプロの要求に応える機能性と使いやすさを評価されました。
evoc社は撮影などで多くのスポーツフォトグラファーとの親交も多く、彼らと多くのディスカッションを経て
この「CP26L」を開発し、evocのフォトバッグシリーズの中でも特に自信作とのこと。
2011年度の「フリーライドプロチーム20L」以来、2度目となるこのレッドドット賞を受賞し、
創設者でプロダクトマネージャーでもあるホルガ―氏は、
「非常に誇りに思う。今後も自分たちが大切に思う、細部にまでこだわった商品を作り続けたい」とコメントを寄せています。
今回受賞した商品は弊社の定番取扱品ではありませんが、
ますます成長を続けるevocの商品開発や動向は、今後も目が離すことができません!
2013年05月13日
ブランドニュース
デザイン先進国のフィンランドで、人間工学に基づいたハイクオリティなグリップを展開しているヘルマンズ社より、
担当のロニー・ホグランド氏が日本の市場調査のために来日しました。
今回が初来日というロニー氏ですが、スケジュールの都合もあり、滞在時間はわずか1日。
そんな短い時間を有意義にと、午前中は弊社プレゼンテーションルームでミーティングを行い、
午後からは日本市場の調査のためショップ訪問に出かけました。
ヘルマンズ社はヨーロッパで殆どの車体メーカーのOEMを手がけている、知る人ぞ知るブランドです。
その実績はまさに信頼の証で、特にコンパウンドの配合は一日の長があり、
粘りやベタつきがなく使い込むほどにその良さを実感できます。
訪問先では、日本の売場や製品特徴を把握するため
私たちやショップスタッフさんに熱心に質問をしていたことが印象的でした。
短い時間ではありましたが、市場調査や昼食、ショートミーティングを共に過ごしたことで、
ヘルマンズ社のこだわりや、今後の展開を多角的に話すことができ、
私たちにとってもヘルマンズ社の商品やその特色を改めて実感した充実した1日となりました。
マーケティング部 渡辺