2023年12月12日
商品レポート
国内外で活躍する自転車ロードレースチームのKINAN Racing Teamにご協力いただき、
自転車のメンテナンスや選手のトレーニングなど、レースとは離れた位置からチームの日常について伺いました。
お話いただいたのは、メカニックの星野貴大さんと数々のレースで活躍する花田 聖誠選手、白川幸希選手。
KINAN Racing Teamには、2021年からSKSの製品をレースやトレーニング時にご使用いただいており、
まずは、メカニックとして長年チームを支える星野さんに、
選手が使うSKSの製品とメカニックの仕事の関連性をお聞きしました。
KINAN Racing Team メカニック 星野貴大さん
メカニックの仕事は多岐に渡りますが、その中でも重要かつ大変な仕事の一つとして挙げられるのは”洗車”です。
洗車を行うことで各選手の車体の状態を確認することができ、その後のメンテナンスに役立ちます。
レースの前は、各選手がトレーニングで使用した車体をまとめて洗車し、メンテナンスを行いますが、
特に悪天候下でのトレーニング後は泥跳ねにより、車体やチェーン周りに泥や砂利が付着するため、
1台1台の洗車に相当な時間を要してしまいます。
また、ホテルによっては洗車を禁止しているところもあり、近隣の水場を探して洗車することもあるので、
いかに効率的に洗車が行えるかが重要になりますね。
選手たちはコンディションを維持するために雨の日や雨上がりの日もトレーニングを行います。
路面が濡れている場合、タイヤからの泥跳ねや水しぶきで顔や背中が濡れてしまい、
車体の汚れやトラブルを心配しなければならず、そうした問題を解決できるかが課題でした。
選手が使うロードバイクはもちろん、スポーツバイクの多くはマッドガードが標準装備されていませんが、
マッドガードを使うとライダーや自転車本体に付着する泥汚れや、
タイヤから跳ね上がる飛び石などによる車体の損傷を抑えてくれる効果も期待できるので、
悪天候時の対策としてマッドガードは選手にもメカニックにも強い味方となりますね。
実際に選手たちがSKSのマッドガードを使用するようになって、
悪天候時のトレーニングが快適になったという声が届いたり、
マッドガードを装着していた後の洗車時間も短縮することができました。
プロロードレーサーが使用するマッドガードとは
KINAN Racing Team 花田 聖誠選手(左)、白川 幸希選手(右)
花田選手、白川選手は実際のトレーニング時にSKSの「エスブレード(リア用)」と
「エスボード(フロント用)」とをご使用頂いており、マッドガード使用時のお話を伺いました。
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選手は、日頃のトレーニングで屋外を何時間も自転車で走ります。
雨の日や雨上がりの場合、選手によってはローラー台を使用する方もいますが、
私たちはリアルな屋外でのトレーニングを好み、雨の日や雨上がりの日も屋外でトレーニングを行います。
そんな時に使うのがSKSの着脱簡単マッドガード。
マッドガードを使うのと使わないでは、自転車やウェアの汚れ方が劇的に違い、
ウェアのポケットに入れている財布や携帯電話、補給食も綺麗なまま保てます。
汚れを気にしながら走っていると、トレーニングとは別の所にも意識が働くので、選手は助かっていると思います。
実際にウェアやシューズが濡れにくく、身体の冷えも防げるのでトレーニングに集中できますね。
普段のトレーニングは個人で行うことが多く、必要最低限の装備をサドルバッグに詰め込んで走っていますが、
SKSのエスブレードは、サドルバッグを装着したままでも取付けれるので、サドルバッグ自体が汚れにくいんです。
さらに、SKSのエスブレードとエスボードは着脱も簡単で、固定力も高く、
ヒルクライムやアタックといった自転車をもがく(全力で自転車を漕ぐ)シーンでも
ズレることがないので安心して使用しています。
装着時の違和感も少なく、どんな車体にも馴染みやすいデザインもいいですね。
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花田選手、白川選手は、SKSのエスブレードとエスボードの簡単に着脱することができる手軽さも魅力とのことで、
マッドガードは必要なのか、メリット、さらに取付け方にいたるまで、動画内でお話いただきました。
■エスブレード(リア用)の取付け方
シートポストに取付けるベルトは長さを調整できるので、初期設定さえ済ませば取付けは簡単。
パチンと固定すればOK。タイヤに合わせて泥除けの角度も上下に調整できます。
あっという間に取付け完了。リアはこんな感じです。
エスブレードを取付けた状態でも、サドルバッグも取付けできますよ。
■エスボード(フロント用)の取付け方
フロントフォークにラバーバンドで固定するだけなので取付けが簡単。
取付けバンドは車体を傷つけないラバー素材。
フロントフォークの太さに合わせてラバーバンドの調整ができるのでしっかりと固定ができます。
細かな角度調整も行えるので、フレームへの干渉もありません。余分なラバーバンドはカットすることで、見た目もスッキリします。
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ロードレースはチーム競技とはいえ、選手は個人練習が基本。
レースで結果を残すために、日々トレーニングを重ねているとの事で、
取材を通じ、プロ選手としての意識の高さを感じた次第です。
次にお話を伺ったのは、レース中やレース当日に使うSKSのアイテム。
KINAN Racing Teamには、マッドガードの他にもレース時も使用するボトルケージやフロアポンプ、
空気圧チェッカーをご使用いただいており、使い勝手についてお話をお聞きしました。
■ヴェロケージ
23年シーズンを共に戦ったボトルケージ。軽量な樹脂製で扱いやすく、
レースやトレーニング時にボトルの出し入れがしやすくレースに集中できています。
どんな車体にも合わせやすいデザインで、チームのバイクにもよく馴染んでいます。
■レンコンプレッサー
耐久性が高く、補修パーツも充実しているので、何年も使い続けられるフロアポンプ。
■エアチェッカー
エア注入後は、SKSのエアチェッカーで空気圧を測定。
路面状況や選手の好みによって細かく調整するので、減圧機能は活躍します。
撮影は10月下旬、長良川の河川敷でおこなわれたKINAN Racing Teamが主催するAACAカップにて行いました。
AACAカップのカテゴリは細かく分かれており、最高カテゴリーに参加する選手は準備も万全。
路面や当日のコンディションに合わせて選手本人も空気圧調整をされていました。
ご協力いただきましたKINAN Racing Teamの皆様、ありがとうございました。