2023年09月12日
ブランドニュース
1921年にドイツで創業したSKS(エスケーエス)は、
100年以上に渡り、世界中の自転車タイヤに空気を供給するため、自転車用ポンプを製造し続けてきました。
その中でもロングセラーを誇るのが、1966年に発売を開始したフロアポンプのレンコンプレッサーです。
幾度の改良を繰り返し、無駄をそぎ落とすことで実現したレンコンプレッサーのフォルムと構造は、
フロアポンプの原型と言っても過言ではないほど完成度が高く、
フロアポンプの父として、多くのフロアポンプに影響を与え、サイクリストともに様々な時代を歩んできました。
発売から60年近くたった今もなお、世代を超えて愛されるレンコンプレッサーですが、
伝統的なオリジナル要素と、さらなる進化を取り入れたモデルが追加されました。
追加されたモデルの「レンコンプレッサー ネクスト」は、
経験豊かな職人達が技と心を込めてドイツで生産しています。
高品質であるとともに保守パーツも充実しており、長期間に渡ってご使用いただけます。
レンコンプレッサー ネクストは、レンコンプレッサーの持つ無骨で堅牢な機能と容姿を保ちながら、
エッジの利いたデザインと、現代風のシックなカラーリングを融合することで、モダンに進化させたモデルです。
1ストロークでのボリュームを増やすため、シリンダーを従来よりも長く設計し、
全高は730mm、最大16barまでの注入が可能です。
焼き入れされたスチール製のシリンダーは、長期使用による摩耗や高圧による酷使に充分耐えることができ、
プレッシャーゲージに付属させたガイドリングは、注入時の希望空気圧の目安となり、
大きなプレッシャーゲージで、正確に空気圧を読み取ることが出来ます。
ポンプ台座は、鋳物ベースの堅牢なつくりで、裏側には滑り止めのゴムパッドを配置。
温かみのあるブナ材を使用した木製ハンドルは、使うほどに手に馴染み、工具を使わずに取外すこともでき、
樹脂コーティングされた金属製の脚は折りたたみ式で、持ち運びや保管の際の便利さを備えています。
レンコンプレッサー ネクストのバルブヘッドは、すべてのバルブ形状に適合する
FRP製のマルチバルブヘッド(英・仏・米対応)を採用しており、
人間工学に基づいた形状のロックレバーを使用して簡単にバルブに固定できます。
1200mmのホースはポンピング時に扱いやすい長さで、730mmの背丈は1ストロークあたりのエア吐出量も高く、
ロードタイヤはもちろん、エアボリュームの多いグラベル・MTBタイヤにおいても、効率よく空気を注入することができます。
車のトランクなどに積んで、持ち運んで使う際は、工具を使わずに分解できるハンドルと、
折りたたみ式の脚により、少量のスペースで持ち運ぶことが出来ます。