2024年04月25日
ブランドニュース
SKSのレンコンプレッサーネクストが、デザイン&イノベーション賞2024を受賞しました。
この賞はサイクリング界で権威ある賞の1つで、優れた製品に与えられる国際的な品質の証として認識されています。
受賞に至っては、ノミネートされた製品を、国際ジャーナリスト、プロのテストライダー、
専門家で構成される30人のチームが、実際の状況下で2週間に渡りテストを行い、優れた製品を評価し授与します。
伝統的なポンプを進化させたレンコンプレッサーネクストは、専審査員たちを軒並み感心させ受賞に至りました。
審査員は、製品について次のように述べています。
「SKSのレンコンプレッサーは、業界で確立された製品であっても、進化できることを証明しています。
新しいレンコンプレッサーネクストは、幾つかのアップデートが施され、さらに進化しました。
伝統的な折りたたみ可能な金属製の脚と頑丈な金属シリンダーに加え、
刷新されたデザインと新しい素材、機能的なバルブヘッドと大きなプレッシャーゲージを備えています。
また、SKSの製品は持続可能な製造方法で生産され、再構築可能なポンプ構造により、殆どの製品パーツが交換でき、
製品を使用することで、使いやすさはもちろん、感動といった上質な体験もできるでしょう」
伝統的な品質と進化に挑戦するSKSの製品づくりが認められました。
1921年にドイツで創業したSKS(エスケーエス)は、
100年以上に渡り、世界中の自転車タイヤに空気を供給するため、自転車用ポンプを製造し続けてきました。
その中でもロングセラーを誇るのが、1966年に発売を開始したフロアポンプのレンコンプレッサーです。
幾度の改良を繰り返し、無駄をそぎ落とすことで実現したレンコンプレッサーのフォルムと構造は、
フロアポンプの原型と言っても過言ではないほど完成度が高く、
フロアポンプの父として、多くのフロアポンプに影響を与え、サイクリストともに様々な時代を歩んできました。
発売から60年近くたった今もなお、世代を超えて愛されるレンコンプレッサーですが、
伝統的な要素とさらなる進化を取り入れた「レンコンプレッサーネクスト」が、追加モデルとして2023年に発売されました。
「レンコンプレッサー ネクスト」は、経験豊かな職人達が技と心を込めてドイツで生産しています。
高品質であるとともに保守パーツも充実しており、長期間に渡ってご使用いただけます。
レンコンプレッサー ネクストは、レンコンプレッサーの持つ無骨で堅牢な機能と容姿を保ちながら、
エッジの利いたデザインと、現代風のシックなカラーリングを融合することで、モダンに進化させたモデルです。
1ストロークでのボリュームを増やすため、シリンダーを従来よりも長く設計し、
全高は730mm、最大16barまでの注入が可能です。
焼き入れされたスチール製のシリンダーは、長期使用による摩耗や高圧による酷使に充分耐えることができ、
プレッシャーゲージに付属させたガイドリングは、注入時の希望空気圧の目安となり、
大きなプレッシャーゲージで、正確に空気圧を読み取ることが出来ます。
ポンプ台座は、鋳物ベースの堅牢なつくりで、裏側には滑り止めのゴムパッドを配置。
温かみのあるブナ材を使用した木製ハンドルは、使うほどに手に馴染み、工具を使わずに取外すこともでき、
樹脂コーティングされた金属製の脚は折りたたみ式で、持ち運びや保管の際の便利さを備えています。
レンコンプレッサー ネクストのバルブヘッドは、すべてのバルブ形状に適合する
FRP製のマルチバルブヘッド(英・仏・米対応)を採用しており、
人間工学に基づいた形状のロックレバーを使用して簡単にバルブに固定できます。
1200mmのホースはポンピング時に扱いやすい長さで、730mmの背丈は1ストロークあたりのエア吐出量も高く、
ロードタイヤはもちろん、エアボリュームの多いグラベル・MTBタイヤにおいても、効率よく空気を注入することができます。
車のトランクなどに積んで、持ち運んで使う際は、工具を使わずに分解できるハンドルと、
折りたたみ式の脚により、少量のスペースで持ち運ぶことが出来ます。