2023年06月19日
ブランドニュース
2015年、グラベルというカテゴリーがまだ多くのサイクリストになじみがなかった頃、
SCHWALBEは初めてのグラベル用タイヤG-ONE ALLROUNDを発表しました。
それから7年、様々なレースや熱心なサイクリストによって、数々の製品が生まれグラベルカテゴリーは浸透。
レースシーンはSCHWALBEにとっていつも重要な要素で、
そのためにタイヤ技術は進化をし続け、モチベーション高く開発に望んできました。
中でも2019年にAmity Rockwell(アミティ ロックウェル)が
「Unbound Gravel 2019」でG-ONE ALLROUNDを使用して優勝、
2021年にはG-ONE Rで2位になり、スピードが重要なことがわかりました。
そしてSCHWALBEは、「Unbound Gravel 2022」のタイミングでG-ONE RSを現地で発表。
このタイヤを使用したlvar Slik(イヴァール スリック)が男子200マイルで優勝を飾り、
今年開催された「Unbound Gravel 2023」では、Carolin Schiff(キャロリン シッフ)が
女子200マイルで優勝しました。SCHWALBEが頑なにレースでの勝利に拘った、決戦用グラベルタイヤです。
速さを追求するために2022年に発売した「G-ONE R」をセミスリックにアレンジし、
グリップ力は「X-ONE SPEED」からインスピレーションを得ることで
G-ONEファミリー史上最もレーシーなタイヤが完成しました。それが「G-ONE RS」です。
センタートレッドは、ジグザグなヘリンーボーン柄によりスピードを重視。
後ろに向かってわずかに高くなっているトレッドは、回転方向よってブレーキングトラクションを発揮したり、
逆方向にするとグリップを感じやすくなっており、これが早さの秘密です。
この特性を最大限に生かすために、フロントとリアタイヤでそれぞれローテーション方向が異なるのも特長で、
転がり抵抗は昨年登場したG-ONE Rに比べて20%削減、G-ONEシリーズ中で最も低い転がり抵抗です。
ショルダーは、レースシーンでの激しいコーナリングにも耐えれるよう高めのブロックを配置し、
このブロックはのぼりでのトラクションも発揮します。
タイヤ構造は、ロードタイヤのPRO ONEと同じ、「スープレス構造」を採用。
軽さとしなかやさを持ち合わせたタイヤで、厳しいレース条件下での高い耐パンク性も実現しています。
セミスリックな仕様で、G-ONEシリーズ史上最も低い転がり抵抗を実現。
(G-ONE Rに比べて20%減)
センタートレッドはジグザグなヘリンボーン柄で、後ろに向かってわずかに高さがついているのが特長。
フロントとリアでそれぞれローテーション方向を逆に装着することで、
ブレーキングトラクションを発揮し、また逆方向にはステアリンググリップを感じやすい仕様です。
センターのセミスリックとは対照的に、サイドには高さのあるショルダーブロックを採用することで、
コーナリング時に高いグリップ性能を発揮。さらにこの高さのギャップによって
地面からのフィードバックを素早く受け取ることができ、わずかな路面の変化も即座に反応できます。
SCHWALBE PRO ONEと同じ「スープレス構造」を採用した、軽さとしなかやさを持つタイヤ。
3層のサイドウォールに耐パンクベルトはVガードを採用し、高い耐久性・耐パンク性・耐カット性を高次元で実現しています。