SCHWALBE(シュワルベ)はドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムで開催中の展覧会「Plastic」で
チューブリサイクル・プログラムを出展しています。
この展覧会は、プラスチックブームをテーマとしており、20世紀におけるプラスチックの急速な普及と、
それが環境にもたらした破壊的な影響、そしてより持続可能な使用のための可能な解決策について考察しています。
SCHWALBE(シュワルベ)は自転車タイヤやチューブの製造メーカーとして環境への責任を常に考慮し、緑あふれる未来のために、
より環境にやさしい製品製造に取り組んでおり、2015年には使用済みの古い自転車用チューブのリサイクルプログラムを始動させ、
こうした解決策の一つとして見いだしています。
現在、欧州5カ国では既に使用済みのチューブをSCHWALBEのもとへ送るしくみが既に完成しており、
現在まで600万本以上のリサイクルに成功しています。
チューブのリサイクルと比較して、自転車用タイヤのリサイクルはより複雑ですが、将来的には自転車用タイヤにも適用される予定です。
この展示会では、使用済みの自転車用インナーチューブ、カットオフバルブ、細断されたインナーチューブで作られたボールなどが
展示され、リサイクルの過程を見ることが出来ます。
開催期間:2022/3/25 ~ 2022/9/4 まで
Photo: Courtesy Vitra Design Museum